エア・バンドというのは、日本語に訳すと空の周波数・・・いや、直訳してはだめだった。航空無線です。
でも実際に航空無線というのはどんなことをしているんでしょうか?
航空無線ってどんな無線?
航空無線というのは、飛行機やヘリコプター、飛行船(飛んでるところを見たことないけど)を安全に運行するために使用されている無線です。
ちなみに、航空無線は日本国内だけでなく、世界中で使用されています。ですので、当然日本語なんてローカルな言葉を使うのではなく、英語を使用します(カンパニーラジオやグランドなどの交信には日本語を使用しているところが少々ありますがね)。
だから英語のできない人は、この講義を聞く前に、人並みに英語ができるようになってから来て下さい・・・・・・ってなことは言いません。実際に僕だって英語は落第級です。(ハッキリ言って大学までこれたのが不思議なくらい)。なのにエア・バンドが聞けるというのは、ある程度言うことが決まっているからなんです。それに、完璧に理解できなくても、雰囲気で楽しめるのもエア・バンドの楽しいところでもあります。(もちろん、完璧に理解できれば言うことないんですがね。)
受信するにはどうするの?
この講義で説明する無線が聴ける受信機なら、ほとんど聞けます。
場所も、明らかに谷になっているというところや絶対に電波が届かないやというところ以外は、ほとんどの地域で聞けてしまいます。ある意味ここもエア・バンドのいいところでもあります。
しかし、やはりエア・バンドを聞くからには、目の前で飛行機が離発着するすぐそばで聞きたいもんですので、できることなら空港に行って見ましょう。意外とほかの人もいるかもしれません。
(ちなみに僕が通ってる(?)のは福岡空港です。もし近くの人がいたら、よろしくです。)
あと、できることなら受信機に接続できるヘッドフォンを持っていったほうがいいかもしれません。
意外と飛行機のエンジン音で交信が聞こえずらかったりしますから。
あと、周波数帳はできるだけもって行くようにしましょう。
何を交信しているの?
詳しいことは今後の講義の時に説明するとして、簡単に説明します。
まず飛行機は、自分勝手に飛んでいるのではなく、すべて航空管制官という空の交通管理をしている人に許可をもらって飛行しています。いつどこから飛ぶのか、どういう経路で飛ぶのか、どこまで飛ぶのか、どこに飛行機を駐機させるのかなどなど・・・とにかく事細かに管理されています。行き先ばったりの飛行なんて絶対にできないんです。
そういう運行のことだけでなく、地上の各航空会社の通信員との通信や、空港の管制に使用している周波数や滑走路番号をエンドレスに流していたり、天気予報を流していたり、ほかの業務無線と比べてもかなりボリュームがあったりします。
航空無線を聞いて、友達に「今宮崎は雨だね。風も強いみたいだよ」なんていうのも結構かっこよくありませんか?・・・・・・え?僕だけ?
参考文献
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